エナメルのように光りとても美しいクワガタです。
以前はブリードも難しかったようですが、現在はサイズさえ気にしなければ、簡単に成虫までもっていけるようになりました。
幼虫はとても大食いで短期間で大きくなります。
羽化ずれも通常サイズでしたらあまりないように思われます。
当店の成虫管理は、羽化してから後食開始までは水苔、それ以降はヒノキのマットか針葉樹マットです。
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●ペアリング タランドスは成熟するとバイブレーションします。 雄は音が聞こえますので直ぐにわかると思います。 バイブレーションするとペアリングできるのだと思われますが、当店では羽化してから5ヶ月〜6ヶ月程度の成熟した雌雄を同じケースに1週間程度同居させます。 その後、雌を取り出し充分エサを食べさせてから産卵セットを組みます。 比較的長寿なのでブリードものなら5ヶ月待っても問題ないと思われます。
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●産卵セット タランドスのマットは何でもいいと思います。
当店では、産卵に集中させるため発酵マットなど使用せず、パインチップ(成虫管理用の針葉樹マット)の上にカワラ菌糸を置くか霊芝材を置くだけです。
特に埋め込みをせず転がしておくだけです。
失敗はまだ一度もありません。
当店では25度前後で産卵しています。
雌が産卵モードに入ると菌糸または材を削り、中に潜っていき産卵が終わるまで出てきません。
材を削りだしたら3週間程度で採卵できると思います。
緑色の卵で他のクワガタとは違う色をしています。
何回もセットを組みたい場合は、産卵モードが終わる前に割り出しを行い再度セットを組みます。
3回ほどセットすると30個程度の採卵が出来ると思います。
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割り出したときに卵だった場合は、幼虫で使用したカワラ菌糸カスに埋めておくと孵化します。
幼虫だった場合は、カワラ菌糸に入れるか少し大きくなるまで菌糸カスや採卵時の材カスで管理します。
菌糸カスが古すぎると幼虫が死んでしまう場合がありますので注意してください。
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